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ファイルごと翻訳を行う方法とは

2022年07月24日

仕事で海外の企業と取引を行っている方や研究、開発者の方などは、英語で書かれた資料を日本語に翻訳しなければならない、(あるいは日本語を英語に翻訳しなければならない)といった場面に直面するかと思います。そしてその多くはPDFファイルやWordファイル等のドキュメントである事が多く、翻訳を行う際に手間がかかったり、精度への不安を感じられるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、様々な翻訳サービスを利用してファイルごと翻訳を行う際のメリットやデメリットをまとめてご紹介します。

デフォルトで搭載された翻訳機能

WordやExcel等のファイルを読み込むアプリケーションによっては、それ自体に翻訳機能が始めから搭載されているものもあります。

ファイルを開いて選択するだけで翻訳が行われるので非常に手軽に利用することができますし、一部だけの翻訳や編集をすることも可能なので内部向けの資料を翻訳する場合にはおすすめです。

しかしこのようなデフォルト機能である機械翻訳は精度が低く誤訳や訳文が不自然な言い回しになってしまうことが少なくありません。また、機械翻訳を行う際に元の原文のデータが送信される訳ですが、暗号化がされていないので機密文書や社外秘のファイルの翻訳には向きません。

アプリやWebサイトでの翻訳サービス

無料のインターネット上の翻訳サービスでもファイルごと翻訳するサービスが提供されています。中でもGoogle翻訳は誰もが一度は利用したことがあるのではないでしょうか。
アカウントを作成して登録、ログインし、翻訳を行いたいファイルをアップロードすることでオンラインで手軽に翻訳ができ、しかもアルゴリズムの進化によって最近は翻訳の精度も高くなっています。

ファイルの形式は基本的にPDF、Word、Powerpointに対応しているサービスが多く、サービスごとに指定されたファイル形式に変換したり、テキストに貼り付ける等して使うことが出来ます。また、翻訳することやWebサイトのページを丸ごと翻訳することも可能です。

しかし問題もいくつかあります。

まずは元の言語の文章とは文字の数などが異なる事で文書のレイアウトが崩れてしまうこと。画像は消えてしまうのでテキストのみのデータを用意してアップする必要があること。専門用語や難しい単語が使用されていたり専門性の高い文章の場合は翻訳の精度が落ちること。そしてこちらも暗号化されていない為、機密性の高い文書での利用は注意が必要です。

AIによる自動翻訳ツール

翻訳の世界でもAIが登場し、これまでの機械翻訳と比べてより高精度な翻訳を行えるサービスも出てきています。

その分有料でのサービスになることと、小説やエッセイなど書き手の主観やニュアンス的表現が重視されるような文章では、やはり正しい文脈の意味や作者の意図に沿った翻訳を行うことは難しいのが現状です。

文脈や背景を考慮し正確な翻訳を行うにはやはり人による翻訳がベスト

以上のように、ファイルごと翻訳を行う方法としては便利で手軽に利用できるサービスはたくさんあります。

しかし文化や背景、文脈、専門用語、細かな意図を汲んだ翻訳といったものに関しては、2022年現在の時点でプロの翻訳家である人による翻訳に勝るものはやはり無いと言えます。

翻訳会社であるJOHOでは、ファイルごとの翻訳はもちろん、録音された音声データや映像データの翻訳にも対応しております。

また、JOHOは日本語と英語の翻訳の他25か国の言語に対応する多言語翻訳会社です。海外の取引相手との連絡窓口業務や月度契約など、翻訳に関連、不随したサービスもサポートさせていただいております。

これからの国際ビジネスにおいて、JOHOの質の高いサービスを是非ご活用いただければ幸いです。

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