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翻訳マネージャーコラム

メニューを翻訳して欲しい

2020年02月10日

訪日外客数の増加

近年「外国からのお客様が増えている」と感じている経営者の方は多いのではないでしょうか。それもそのはず、日本政府観光局(JNTO)の調査によると2019年度の訪日外客数は3千100万人を超えています。この数だけ聞いてもあまりピンとこないので10年前のデータと比較してみましょう。 2009年度の訪日外客数を見てみると680万人と現在の4分の1以下であったことが分かります。このように急速に増加の一途をたどる外国人旅行客は今後もこれ以上に早いペースで増加していくことが見込まれます。また、一時的に日本を訪れている旅行客だけに限らず、外国人留学生や外国人労働者の数も増加している今、日本語の分からない外国人顧客を獲得できるかが経営に大きく関わってくることは確かでしょう。

(出典元:https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/

外国語メニューの必要性

そんな訪日外客数の増加に伴い、外国語を喋れるスタッフの採用やウェブサイトの多言語化など、企業はあらゆる手を使って外国人顧客や海外企業とのパートナーシップを獲得しようとしています。そんな中、飲食店を経営する事業主が外国人顧客獲得に向けてできることとして、日本語のメニューを需要の多い外国語に翻訳することが挙げられます。外国語でのメニュー作成がどれだけ外国人顧客を惹きつけることができるかは、自分が外国人の立場になって考えてみれば一目瞭然です。外国に旅行で来てレストランやカフェに入った時、メニューの内容が全く理解できず、何を頼んでいいのかも分からないので最終的に訳の分からない一品を注文してしまったという苦い経験は誰にでもあるでしょう。そんな時、自分の母語に翻訳されているメニューがあったらどれだけ助かるかは言うまでもありません。自分の理解できる言語で書かれているメニューが張り出されている店とそうでない店があったら、きちんとメニューを見てどのような料理や飲み物を扱っているのか理解できる方のお店を選ぶはずです。日本人からすると当たり前の「親子丼」や「ロースかつ定食」などのメニューも日本食に馴染みの浅い外国人のお客様からしたら、写真と名前だけではどのような料理なのか、どのような材料・調味料を使っているのかなど分からないことだらけです。そんな時に彼らのサポートをする手段として外国語のメニューが大いに役立ちます。

また飲食店を経営する立場からしても、限られた日本滞在時間の中であなたのお店を選んでくれたお客様にも日本人のお客様と同様に満足してお店を後にして欲しいはずです。外国語を喋れるスタッフがいなくても、外国語のメニューがあれば後は笑顔と簡単な英語で意思疎通は可能ですし、外国人のお客様に「この店に来てよかった!」と満足してもらうことはできます。このような点を踏まえて、日本語の分からない海外からのお客様向けに外国語でのメニューの作成が理想と言えます。

外国語メニュー翻訳の難易点

カレーなら英語で「Curry」、寿司の場合もはやそのままの「Sushi」で伝わってしまうので、飲食店のメニューを外国語に翻訳するのは簡単と思う人も多いでしょう。全く知識のない外国語でも機械翻訳を使えば大丈夫と思いかもしれません。しかし、実際のところそう簡単には行きません。というのも、先に述べたようにに日本の食べ物に馴染みの浅い外国人にとって「Katsu don」「Sukiyaki」とフード名を翻訳するだけではあまり意味がありません。カツ丼とはどのような食べ物なのかを外国語で注釈として添えてあるようなメニューを用意してあげることで初めて、彼らに全てのメニューを選択肢として与えることが可能になります。メニューの概要まで丁寧に翻訳するとなると、機械翻訳では賄いきれなくなってくる部分があります。海外旅行に行った際に、明らかに不自然な日本語が書かれているパッケージやメニューを目にしたことのある人も少なくはないでしょう。機械翻訳を利用すると、どうしても、ネイティブが見ると不自然な文章が出来上がってしまいます。せっかく外国語のメニューを用意しても、ネイティブが見て理解に苦しむようなものでは意味がありません。

メニューの翻訳依頼はプロへ

増加の一途をたどっている海外からのお客様に日本での飲食体験を心から満喫してもらうために、外国語のメニューの常備が理想です。しかし、機械を使って単純翻訳するだけでは商品の魅力を伝えきれないことがあるため、プロの翻訳会社への依頼を推奨します。JOHOでは各言語のネイティブスが常在しているので、ネイティブから見て自然な文章へ翻訳することが可能です。

お見積もりは無料です。お気軽に翻訳会社JOHOまでお問い合わせください。

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