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翻訳マネージャーコラム

外国人に向けたカタログ案内

2020年06月19日

外国語カタログの需要増加

近年、日本を訪れる外国人観光客や日本に移住してくる外国人の数は、増加の一途をたどっています。日本が「単一国家」だと考えられていた一昔前では、既存の日本語でのサービスや商品を諸外国語に翻訳する必要はなかったでしょう。しかし、グローバル化が進む今の世の中、観光業界や外資企業のみならず、あらゆる場面で「外国語」でのサービス・商品提供が求められています。たとえば、外国人観光客でにぎわう観光地を訪れれば、英語や中国語での案内が目立ちますし、電車やバスなどの公共交通機関でも今では外国語の表示・アナウンスが欠かせません。

以前、翻訳コラムで「パンフレット」を外国語へと翻訳する重要性について触れましたが、「カタログ」についても同じことが言えます。自社の商品の魅力が詰まったカタログが、日本語を使わない外国人の元へと渡るかもしれません。また、海外へ進出したい、海外企業とビジネスをしたいと考えているのでいれば、さらに「カタログの外国語翻訳」の必需性は高まります。外国人の顧客獲得、そして海外進出や海外企業には、自社のカタログを多言語対応にしておくのがよいでしょう。

カタログ翻訳の特徴と難点

ひと口にカタログと言っても、結婚式の引き出物の定番「カタログギフト」から、数ヶ月に1度発行される企業の商品カタログまで、その種類は多岐にわたります。たとえば、わたし達が普段当たり前のように手にしているIKEAの商品カタログは、外国語から日本人向けに翻訳されたもの。IKEAだけに限らず、外資系企業の商品・サービスカタログはすべて、きれいな日本語に翻訳された上で、わたし達の手元に届いているわけです。

もし、それらのカタログが日本語未対応だったら、おそらく多くの日本人が購入を諦めてしまうでしょう。消費者が、自分の理解できる言語でしっかり情報を得てから、商品を購入したいと考えるのは当たり前のことですよね。

カタログ翻訳には、その外国語を母語とする消費者が目を通した時に「安心感」を覚えられるような自然な翻訳が求められます。文法・用語的に正しい翻訳がされていることはもちろん、商品やサービス内容に適した「言葉遣い」や「セールスライティング」が欠かせません。またカタログは1冊あたりの情報量が多い傾向にあるので、文章が長たらしくならないように、情報を整理してまとめるスキルも必要です。

しかし、日本語で書かれた「商品の魅力を存分に伝える文章」を、その魅力を半減させずに外国語へと翻訳するのは簡単なことではありません。商品やサービスの内容によっては、その分野の専門知識も翻訳をするにあたって必要となるでしょう。日本語のカタログを英語に翻訳する場合、英語ネイティブの消費者が目を通したときに、「欲しい!」と思わせることをゴールとするならば、ネイティブによる翻訳がおすすめです。

外国語でのカタログ案内

外国語でのカタログ案内ですが、できる限り多くの言語で作成するのが好ましいです。外国語対応をさせておくことによって、より多く、そして多国籍な消費者へと自社商品・サービスを届けることができるようになるでしょう。

英語・中国語などの主要言語への翻訳を筆頭に、自社の商品・サービスを広める助けになるであろう言語へと対応していくのがよいでしょう。実際にカタログを多言語に翻訳し配布するのが難しいようであれば、今の時代「オンラインカタログ」という方法もあります。実際に海外のお客さんは、インターネットを通して日本の商品・サービスについて知ることが多いので、オンラインカタログを多言語対応にしておくのも効果的でしょう。

カタログの翻訳はプロの翻訳会社へ

カタログの翻訳において、ネイティブが読んで自然な外国語、そして魅力的だと思わせる文章への翻訳が欠かせません。それを実現するためには、ネイティブにおける翻訳が望ましいです。とはいえ、あなたの周りや社内で日本語と翻訳能力に長けた外国語のネイティブスピーカーを探すのは難しいでしょう。そこで、カタログの翻訳はプロの翻訳会社への依頼がおすすめです。

JOHOには、英語のみならず多くの言語のネイティブスピーカーのプロの翻訳者が在籍しています。商品・サービスの魅力を伝えられるカタログ翻訳はもちろん、配布用や展示用など、カタログの用途に合わた翻訳も可能です。カタログの外国語翻訳を検討されているのであれば、JOHOへお任せを。ぜひお気軽に一度ご相談ください!

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