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翻訳マネージャーコラム

AIを活用したリアルタイム英語翻訳の活用

AIを活用したリアルタイム英語翻訳の活用

翻訳の世界は、どんどんと進化を遂げています。マイクロソフトは2017年の4月7日、AI技術を活用した新バージョンの「Microsoft Translator」を発表しました。
今回のバージョンアップでは、マイクロソフトが提供しているMicrosoft TranslatorアプリやSkype Translatorなどのリアルタイム翻訳に、ついに日本語が追加されています。
発表にあわせて行われた記者向けの展示では、Skypeを介したリアルタイム翻訳の体験会も行われたのですが、英語と日本語での会話がリアルタイムに翻訳され、相手へ音声出力(音声は合成)されるというのはちょっと感動的な光景です。
今回はAIを活用したリアルタイム翻訳がどのレベルまで活用できそうなのか実際に調べてみました。

1. Microsoft Translatorの仕組み

Microsoft Translatorや2014年に展開し始めたSkype翻訳など、マイクロソフトが自社で展開している翻訳サービスは、今まで9つの言語に対応していました。今回、日本語は第10番目の言語として追加されたことになります。
ちなみに、9つの言語というのは、アラビア語、中国語(マンダリン)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語の9つです。今回のバージョンアップにより、日本語しか話せない人でも、この9つの言語を話す人とリアルタイムで会話できるようになったということになりますね。
実際の翻訳は、以下のような流れで処理されます。

  • ①マイクで音声を入力
  • ②音声が、音声認識ニューラルネットワークシステムへ伝達
  • ③TrueTextで、言い淀みや無駄な句読点などを削除
  • ④自動翻訳機能により別の言語に変換
  • ⑤合成された音声がスピーカーから出力

ここで大きなポイントになるのが、音声翻訳をすることが可能になったという点です。
公式サイトによると、

音声翻訳は、マイクロソフトの独自技術「TrueText」によって音声認識用と機械翻訳用の2つの異なるタイプの AI を組み合わせることで実現されます。「TrueText」は認識された音声を機械翻訳で翻訳可能な形で変換します。

Microsoft公式サイトより

私たちが話すときに繰り返し発生しているつなぎ言葉がありますよね? 具体的な例を出すと、「えー」や「あー」などです。
英語では ”um” などの「言い淀み」に相当しますが、TrueTextはリテラルテキストを取り込んで、ユーザーの意図をより正確に反映するように変換します。
具体的には、「um」や「あー」のようなスピーチの不快感を排除したり、反復を除去したりすることによってテキストが作られます。

また、文章の区切り、適切な句読点、大文字を追加することにより、テキストをより読みやすく翻訳可能にする機能がTrueTextには組み込まれています。これは、自然な文章を校正するのに役立っています。
TrueText によって出力されたテキストは、機械学習による2番目のAI機能に送られます。完全な文章の文脈を利用し、より流暢で人間らしく聞こえる翻訳が行われ、最後にテキスト読み上げ機能がテキストを音声に変換します。
言葉で書くと複雑ですが、つまりは時代の最先端をいく技術がこの機能に詰まっているということです。
その凄さを味わうためには、実際に使ってみるのが一番ということで、今回、Microsoft Translatorを実際にダウンロードして使ってみました。

2. Microsoft Translatorを使ってみました

Microsoft Translatorは簡単にGoogleのPlayストアなどでダウンロードすることが可能です。
使ってみたところ、マイクに向けて言葉を発すると、しばらく考え込むように翻訳を始めます。この間、およそ2秒。
すると翻訳された言葉が音声で出力されました。これだけでもちょっと感動ですが、驚くのは、その精度です。
たとえば、経済の専門用語でもきちんと翻訳しますし、ハリウッドスターの名前などは日本語風のカタカナ英語でも、きちんと判断して発音しなおしてくれますし、テキスト文章も起こしてくれるのです。
「ジョニー・デップ」とカタカナで発したものが、きちんと理解され、英語の発音に直されたときはちょっと嬉しかったです。

3. Microsoft Translatorの難点

Microsoft Translatorの現段階で使ってみて感じた難点もいくつかあったので、その点について説明していきます。

1. 長文には適さない。

だらだらと長い文章を読み上げると、途中で文章がおかしくなる現象が見受けられました。
たとえば、長文になればなるほど、句読点の位置が変になるなどです。また、話し方し方の癖のせいなのか、その癖によって、うまく翻訳できない部分もありました。

2. 専門用語だと翻訳が不十分

ジョニー・デップなどの有名俳優の固有名詞などは変換してくれるのですが、ジョニー・デップと共演した、あまり有名ではない俳優の名前を出したりすると、全く違う人の名前で翻訳してしまったりすることもありました。
また、あまりに専門性の高い言葉を使うと、翻訳の精度が落ちるという点も感じられました。

しかし、このMicrosoft Translatorは発展の途中です。機械学習は今この瞬間も知識を蓄えていっているため、より多くの場面において、翻訳の幅を広げてくれることでしょう。

4. 大事な文章を訳すときはプロの翻訳会社へ

簡単なやり取りを、区切り区切り……、旅先などの軽い日常会話くらいであれば、このMicrosoft TranslatorのAIはとても役立ちます。そのレベルであれば、言語の壁は突破できたと言えるかもしれません。
しかし、Microsoft Translatorを含めた機械翻訳技術は、まだまだ正確性を要するやり取りに使えるレベルには達していません。
さらに言うならば、機械ではまだまだ人間の表情や、語気、そして行間や空気を読み取ることもできません。正確性を必要とする文章や、細かいニュアンスを含めての翻訳は、やはりまだまだ人間の領域です。
特に重要な会議の議事録など、大事な文章を翻訳したいときに翻訳ツールに頼るのは、とても危険ではないでしょうか。大切な内容であればあるほど、プロの翻訳会社にご依頼ください。
人間にしかできない仕事と、翻訳ツールで対応する場面と使い分けることができれば一番よいですね。

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