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翻訳マネージャーコラム

機械製品のマニュアルの翻訳について

2020年07月20日

機械製品のマニュアルの翻訳

新製品が製造されると作成が必要な「機械製品マニュアル」。従来であればテンプレートを基に日本語でのマニュアルを作成すれば良かったかもしれません。ただ、現在ではグローバル化が進み、製造会社の海外進出や製品の海外輸出がより一般的になりつつあります。新製品または既存製品を海外へ輸出して販売するとなれば、販売される土地の言葉への翻訳が必要なので、外国語への翻訳需要が高まっているというわけですね。

また、日本国内のみで販売する場合も、外国人労働者や外国人スタッフが増加していることから、外国語でのマニュアル作成がアドバンテージとなることもあるでしょう。外国語のマニュアルや仕様書の用意がないというだけで、販売チャンスを逃してしまうのは惜しいですよね。世界規模でのグローバル化が今後さらに発展していくにつれ、機械製品のマニュアルの翻訳の必要性はさらに高まっていくことが予想されます。

機械製品マニュアルは一度翻訳してしまえば、機械のスペックに大きな修正がない限り使い続けることができ、こまめなアップデートが必要なわけではありません。だからこそ、新製品製造の際には日本語のみならず、英語、中国語…など諸外国語への翻訳しておくのがよいでしょう。海外顧客の新規獲得や、思わぬ海外進出のタイミングを逃さないよう、準備をはじめてみてはいかがですか。

機械製品マニュアルの翻訳の特徴と難点

まずひと口に機械製品マニュアルと言っても、産業機械のマニュアルから、家電製品の取扱説明書まで、その種類は多岐にわたります。そんな機械製品マニュアルの翻訳では、第一に正確性、そしてユーザー層に合わせて読みやすい・分かりやすい文書へと翻訳することが欠かせません。要するに、同じ系統の機械であっても、家庭用なのか医療用なのかによってマニュアルを目にするユーザーが異なるので、それぞれふさわしい文章表現を使ってマニュアルを翻訳する必要があるというわけですね。

なかでも特に医療機器などのマニュアル・取扱説明書は専門性が限りなく高く、医療専門用語がふんだんに使用されています。そんな医療分野の機械マニュアル翻訳には、高い翻訳・言語能力のみならず、医療分野の専門知識をも兼ね備えた翻訳者による翻訳が理想です。言語能力が高くても、その分野に特化した知識が乏しいと翻訳をまかないきれないというのが、機械製品マニュアルの翻訳の難点と言えるでしょう。

機械製品マニュアルの翻訳、自動翻訳で大丈夫?

自社機械製品のマニュアルを多言語に翻訳するとなったとき、自動翻訳の利用を検討するかもしれません。費用と時間をかけずに日本語テキストを外国語へと翻訳できるのは確かに魅力的ではありますが、自動翻訳の利用はおすすめできません。

自動翻訳の性能はまだまだ完璧に至っておらず、登録されていない専門用語も多く存在します。従って、機械製品のマニュアルのように専門用語が多く含まれる文書の翻訳には不向きです。自動翻訳を使ったことのある人なら分かるように、翻訳者による翻訳と比べて翻訳の質がかなり低いです。翻訳者が作り出すような自然で読みやすい文章を自動翻訳では作ることができません。わたしたち日本人も、海外製品の取扱説明書を手にしたとき、自動翻訳で作成された不自然な日本語で書かれていたら、「この製品は大丈夫だろうか?」と心配になりますよね。

また、機械製品のマニュアルや仕様書ではユーザー層に合わせた、表現の柔らかさの調整を求められますが、当然ながら自動翻訳では専門用語を分かりやすく表記したりと言った文章レベルの調整は行えません。

マニュアルに翻訳ミスや意味を成さない文章があった場合、機械製品本体の信頼性や満足度にも影響を与えてしまうかもしれません。「正確さ」と「分かりやすさ」が重視される機械製品マニュアルの翻訳は自動翻訳は使わずに、プロの翻訳会社へ任せるのがベストでしょう。

機械製品のマニュアルの翻訳はプロの翻訳会社へ

機械製品のマニュアルの翻訳では、情報の正確さはもちろん、ユーザー層にふさわしい文章表現を用いた翻訳が欠かせません。分野によっては高い専門知識が必要となるので、各分野に精通した翻訳者が在籍するプロの翻訳会社への依頼がおすすめです。JOHOには、それぞれの分野の専門知識を有する翻訳者が在籍しているので、専門性の高い製品マニュアルや仕様書も正確に翻訳することが可能です。機械製品のマニュアルの翻訳をお考えであれば、ぜひ一度JOHOへご相談ください。

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