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翻訳マネージャーコラム

専門用語の翻訳について

2020年02月20日

専門用語の翻訳

契約書をはじめとする法的文書や取扱説明書など、専門用語で埋め尽くされる文章の翻訳にはその分野の高度な専門用語の知識が必要になります。例えば医学関連資料を英語に翻訳したいという場合、翻訳作業に必要になってくる知識や経験を持っているだけでなく、医療・医学専門用語を知り尽くしているという者による翻訳が必要不可欠です。単純に外国語と日本語を操れるというだけでは専門用語の翻訳は困難です。また、普段から機械翻訳を使って外国語を翻訳しているという人は多も多いでしょう。しかし専門性の高い複雑な文章となれば自然に翻訳することが難しいのはもちろん、そもそも外国語の専門用語が全て登録されているとは限らないので機械翻訳の利用は適切ではありません。

専門文書翻訳の特徴と難易点

インターネットに上がるエンタメ記事や、大学入試問題で扱われるような一般文書の翻訳と専門文書の翻訳の違いを見ていきましょう。まず、一般文書の翻訳であれば必要になってくるのは該当する外国語の知識と翻訳の知識だけです。外国語が堪能で翻訳作業そのものに慣れている人であれば、辞書を引かなければ訳すことのできないような難しい単語や専門用語はほとんど登場しません。一般文書を翻訳してほしいという場合は、周りにその言語を話す知人がいればお願いして済むこともあるでしょう。また、簡単な短い文章であれば機械翻訳で事足りるケースもあります。しかし、専門用語がふんだんに使われている上に、読解・翻訳するのに専門知識が必要になってくる専門文書となると残念ながらそう簡単にはいきません。専門用語の翻訳には専門知識と外国語能力の両方を持った翻訳者が必要ですが、そのふたつを兼ね備えた翻訳者をあなたの周りで見つけるのは難しいと言えます。また、専門分野は数え切れないほど多岐の分野に広がっています。そして、更にひとつの分野の中でも様々な文書が存在します。例えば契約書と一言で言ってしまえばそれまでですが、契約書は、秘密保持契約書・売買契約書・金銭消費貸借契約書・秘密保持契約書・業務提携契約書・請負契約書など実際には多くの種類に分かれます。

ここで、実際に契約書に使われる英単語を見てみましょう。

・general provisions(一般条項)

・effective term (有効期限)

・party(当事者、関係者)

・confidentiality (秘密保持)

見て分かる通り、一般的文書では見かけることのないような英単語ばかりです。英語が堪能な人であっても、契約書によく使われる専門用語の知識がなければスムーズかつ正確な翻訳は難しいです。このような専門用語はたとえ英語ネイティブでも、ビジネスに精通していて契約書の作成に慣れていないと聞き慣れない言葉だったりします。日本人なら誰でも日本語で契約者を作成できる訳でないように、外国語がいくら堪能であってもその言語に契約書を翻訳できるかと言うとそうではありません。

このように一般文書と専門文書では翻訳作業の難易度だけでなく、翻訳に必要になってくる知識の量が全く異なります。これは日本語から外国語への翻訳であっても、外国語から日本語への翻訳であっても全く同じです。

専門用語の翻訳依頼はプロへ

グローバル化が進む今の世の中、海外にいる会社や顧客とビジネスをする機会が増え、日本語だけでなく多言語での対応が迫られてきています。海外の取引先に向けて日本語の契約書を外国語に翻訳することや、逆に海外から送られてくる企画書を日本語に翻訳することなど、専門用語の翻訳の必要性がこれからどんどん高まってくることが予想されます。またあなたが従事する分野にて海外の文書を読まなければならないなんてこともあるでしょう。

専門用語を含む文書の翻訳は、医学分野であれば医学従事者、そして法律分野であれば弁護士といった専門知識に富む者による翻訳が適切です。また専門性の高い文書であれば翻訳ミスや誤字は許されないので、正確な翻訳が必要です。時には納期が迫っており、迅速に翻訳しなければならないという場合もあるでしょう。

このような点を踏まえ、専門用語の翻訳はプロの翻訳会社への依頼がおすすめです。JOHOなら原稿分野を得意とする翻訳者が各専門用語の翻訳を担当します。法律文書や学術論文、更にはIT分野などの専門用語の翻訳はJOHOにお任せください。ネイティブにしっかりつ伝わる自然な翻訳が可能です。

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