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アラビア語翻訳のコラム

アラビア語の需要と正確な翻訳のための注意点

2023年11月21日

実は世界的に話者の多いアラビア語

アラビア語と言うと日本ではあまり馴染みのない言語ですが、実は世界的に見るとメジャーな言語であり、2022年の調査によると英語、中国語、スペイン語に次いで世界で4番目に話者数の多い言語です。(ちなみに日本語の話者数は1億2,600万人で11位)
主にアラビア語を公用語としている地域は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト、イラク、イスラエル、モロッコ、等、アラビア半島とその周辺およびアフリカ北部を中心とした27ヵ国。
また、国連公用語の一つとして採用されていたり(他に、英語、中国語、フランス語、スペイン語、ロシア語)、イスラム教のコーランで使用されているため、重要な言語として位置付けられています。

日本でのアラビア語翻訳の需要は今後高くなる?

以上のようにアラビア語は世界的に見るとメジャーで重要性の高い言語ですが、日本で暮らす日本人にとってはアラビアやイスラム圏の人と交流する機会が少なく、アラビア語に触れたり学ぶ理由が少ないことでまだまだマイナーな言語と言えるでしょう。
しかし日本でもグローバル化が進む今、特にビジネスにおいてはさまざまな言語の翻訳が必要とされています。
アラビア語も例に漏れず、特に高所得のムスリムが急増していることで「ハラル市場」という言葉が広まっています。
ハラル市場は近年、経済が急成長しているアセアン諸国、特にイスラム教徒の多いシンガポール、マレーシア、インドネシアの三ヵ国を中心に世界の多くの企業が進出し発展しています。
特に日本の製品が好まれるエリアであるため、日本の企業にとっては重要なビジネスパートナーとなり得る国々であり、それに伴いアラビア語の翻訳の需要も高まっていくことが予想されます。

アラビア語の翻訳を正確に行うための注意点

アラビア語と言ってまず思い浮かぶのはあの独特の文字でしょう。
見慣れない人にとっては文字の区切りも分かりずらいのですが、実際、アラビア語は前後の文字をつなげて書くことも大きな特徴の一つなのです。読む順番は右から左の順になります。
翻訳ソフトを利用する時、アラビア語に対応していないものを使ってしまうと反対の順番で表示されて意味の分からない文章になってしまったり、本来つながるはずの文字がバラバラになってしまうことがあるため注意が必要です。
オンラインで使える無料の翻訳サービスやアプリ等にはアラビア語にも対応するものは多くあります。
中でもGoogleが提供しているGoogle翻訳ではテキストの入力の他に音声や画像から自動で翻訳してくれる機能もありますので、旅行などの会話で辞書を持たなくても簡易的な翻訳機として使い便利に活用すると言う方法もあります。
また、アラビア語には日本語で言う標準語である「フスハー」と、「アーンミーヤ」と言う方言があります。
アーンミーヤは当然、国や地域によって異なるため、場所によって非常に難解とされる方言もあります。
そのため、翻訳を正確に行うためにはこの辺の理解や知識も必要となってきます。

大事な翻訳はプロの翻訳者に依頼しましょう

個人的に単語や短い文の訳を調べたい時や旅行などの時には無料の機械翻訳サービスを活用することがおすすめですが、ビジネスや公的機関で使う書類やデータの翻訳は正確である必要があるため、やはりアラビア語や対象の国の文化や習慣、翻訳するコンテンツのテーマに精通したプロの翻訳家に依頼することが最も安心です。
多言語翻訳会社であるJOHOは経験豊富な高い技術を持つ翻訳者の他、該当分野の専門家やネイティブによるチェックが入り、高精度な翻訳をお届けするためのサポートを行っております。
また、お客様のプライバシーやお預かりする情報の機密保持を徹底しておりますので、安心してご依頼いただけます。
お見積りは無料ですので、アラビア語の翻訳を必要とされている方はどうぞお気軽にお問合せください。

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