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翻訳マネージャーコラム

食欲の秋!海外の食に関する秋のお祭り

2020年10月20日

「食欲の秋」といえば…?

暑い夏が終わり、最近はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。秋といえば、「食欲の秋」。そんな「食欲の秋」に食べたいものといえば、何を思い浮かべますか?日本で生まれ育った人なら、「松茸」「さんま」「さつまいも」「栗」などをあげる人が多いと思います。

そんな日本の秋には欠かせない「食欲の秋」ですが、実は海外ではこれにあたるフレーズは存在しません。「食欲の秋」を英語に翻訳するのは意外と難しく、「Autumn is a perfect season for eating.(秋は食べるのに最適な季節だ。)」などと文章で説明することしかできません。

とはいえ、海外でも「秋」に旬を迎える食べ物や、秋のお祭りに食べる特別な料理は存在します。今回のコラムでは、海外の「食に関する秋のお祭り」を紹介します。

世界各国の食に関する秋のお祭り

ハロウィン(世界各国)

世界で知名度の高い秋のお祭りといえば、「ハロウィン」です。日本人でも10月31日がハロウィンであることを知らないという人はいないでしょう。

ハロウィンは、もともとヨーロッパの先住民の間で1年の終わりの「秋の収穫祭」を祝う宗教的なイベントでした。それがアメリカ合衆国、イギリス……と多くの国に広まり、現在の「ハロウィン」として知られるようになりました。

そんなハロウィンといえば「カボチャ」ですが、もともとはカボチャではなく「カブ」の収穫祭でした。しかし、ハロウィンがアメリカへと渡った際、カブの生産量が少なかったアメリカでは、代わりに「カボチャ」を用いるようになりました。そんなアメリカ式のハロウィンが世界中へと広まったため、今では「ハロウィン=カボチャ」というイメージが定着しています。

サンクスギビングデー(アメリカ・カナダ)

日本語で「感謝祭」と訳されるサンクスギビングは、アメリカとカナダの秋の祝日のひとつです。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日に祝われます。

サンクスギビングデーは、簡単にいうと秋の収穫を祝う祝日です。現在のアメリカでは、各家庭で大規模なホームパーティーが開かれます。また、サンクスギビングは、クリスマスやお正月のすぐ手前ということもあり、この時期が「大型ホリデーシーズン」の幕開けのような役割も果たしているのです。

そんなサンクスギビングデーの祝い方は「ホームパーティー」ということもあり、食卓にはごちそうが並びます。中でも定番メニューといえば、「ローストターキー」と「パンプキンパイ」。洋画や海外ドラマをよく見る人であれば、一度はそんな豪勢なサンクスギビングデーの様子をスクリーン越しに見たことがあるのではないでしょうか。

オクトーバーフェスト(ドイツ)

こちらはドイツ南部のミュンヘンで10月に開催される、伝統的なビールのお祭りです。その規模は世界最大とも言われており、オクトーバーフェスト開催中に消費されるビールの量は膨大なんだとか。「オクトーバーフェスト」は日本でも高い人気を誇っており、日本でも毎年開催されています。

オイスターフェスティバル(アイルランド)

アイルランドのゴールウェイでは、毎年秋になると「牡蠣」が旬な季節の始まりを祝って、「オイスターフェスティバル」が開催されます。牡蠣をおいしく食べるだけでなく、「牡蠣の早剥き選手権」も行われます。日本でも秋〜冬にかけて、牡蠣がおいしくなる時期ですので、牡蠣好きの人は是非とも一度、本場のオイスターフェスティバルに足を運んでみたいものですね。

モンマルトルぶどう収穫祭(フランス)

フランス・パリにあるブドウ畑では、秋になるとブドウの収穫期を迎えます。そのブドウの収穫を祝って、フランスでは「ブドウ収穫祭」が開催されます。ブドウにちなんだ「ワイン」はもちろん、ソーセージやチーズなどのおいしい食べ物の屋台が建ち並びます。

各国の文化背景を含んだ文章はプロの翻訳会社へ

今回のコラムでは、各国の「食にまつわる秋のお祭り」を紹介しました。海外には「食欲の秋」という概念はないものの、秋になると世界各国で「食べ物の収穫祭」がたくさん開催されることが分かりました。

このように、国が違うと「言語」が異なるのはもちろん、「文化」や「風習」も大きく異なります。各国の文化背景を含んだ文章の翻訳は、各国の文化に詳しいネイティブの翻訳者が在籍しているプロの翻訳会社への依頼がおすすめです。JOHOには、世界各国の言語・文化知識に富んだ数多くの翻訳者が在籍しています。翻訳の依頼をご検討であれば、ぜひ一度JOHOへお問い合わせください。

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