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翻訳マネージャーコラム

進化するGoogle翻訳

翻訳サイトの活用③進化するGoogle翻訳

1. 進化する翻訳サイト

同じように漢字を使う国でも、日本と中国では大きな違いがあります。中国では新しい英語圏の言葉が誕生すると、それに対応して漢字を使った新しい中国語が生まれます。
一方、日本では英語の発音を参考にしてカタカナで表記したり、あるいはアルファベットそのままで表記することもあります。
結果、日本という国では英語を目にしない日はありません。おしゃれなお店のディスプレイやファッション関連など、むしろ英語を見たり口にしたりする機会は増えているでしょう。
さらにインターネットの世界では、用語が英語そのものであることも多く、海外サイトにアクセスすることも多いので、現代ではより英語に触れる機会が増しているはずです。
では同じくインターネット上に存在する、翻訳サイトはどうでしょうか?
実は、ここ数年の間に翻訳サイトは驚異的な進化を遂げているのです。

2. Google翻訳の進化とは?

誕生当初は英語を中心としたアルファベット言語のみの対応であったGoogle翻訳が、日本語・韓国語・中国語―英語の翻訳を行うようになって、10年が過ぎました。
しかし当初は、文字も文法もまったく異なる英語と日本語の対応は難しかったのか、英語→日本語でも、日本語→英語でも奇妙な翻訳結果が多かったと思います。
現在でも当時の奇妙な翻訳は、検索してみると「珍翻訳」といった形でたくさん出てきますし、確かに面白いものばかりです。
そんな「珍翻訳」となってしまう理由のひとつとして、英語と日本語では文字も文法もまったく異なるのと、もうひとつ、英単語にはひとつの言葉に複数の意味があるからでしょう。

ネット上で紹介されている1文を例にご紹介します。
昔々、「She is mine.」という文章を自動翻訳にかけたら、「彼女は私の地雷です」と訳されたそうですが、なぜこんな翻訳になったのか、あくまで推測ですが理由はあります。
一般的に「mine」という単語は「私のもの」という意味で使われるので、この文章は「彼女は私のものだ」という意味だったのでしょう。
ところが、「mine」には他にも、次のような意味があります。「鉱山・炭鉱」、「資源」、「地雷」……つまり地中や地下などの場所に埋まっているものですね。
そのなかから自動翻訳は「私のもの」ではなく「地雷」というワードを選んだ、ということになります。
ただ、現在はたとえばGoogle翻訳で「She is mine.」を自動翻訳にかけると、「彼女は私のものです」と出てきます。
それだけ翻訳サイトも進化している、ということですが、そもそもなぜ昔の自動翻訳サイトは、これほど「珍翻訳」を生み出していたのでしょうか。

3. Google翻訳の「統計翻訳」とは?

Google翻訳のシステムは、「統計翻訳」といいます。
日本語から英語への翻訳の場合だと、与えられた(入力された)日本語に対して、過去の翻訳パターンの統計から最適な英訳を推定するという仕組みです。この翻訳パターンは、すでに人間の翻訳者によって作られているものから作られ、その数は何億にものぼります。
また、翻訳の改善機能も備えているので、Googleが最適と推定して出した翻訳に対し、意見を送ったり間違いを修正すると、その度に精度が増していきます。
結果、誰かが翻訳すればするほど成長する。それがGoogle翻訳のシステムなのです。

日本語―英語の翻訳がスタートした10年ほど前は、確かに「珍翻訳」が多かったかもしれませんが、それからGoogle翻訳は成長し続け、現在はより自然な翻訳結果が得られるようになっています。
さらに2016年11月には、「ニュートラルネットワーク技術」(NMT)の導入を発表したGoogle翻訳。NMTとは、人間の脳の構造をもとにした情報技術のことです。
NMTの導入により、複数の意味を持つ単語に対しても、文脈を理解したうえで、どの意味が適切かを推定して単語を翻訳し、ひいては正確な文章の翻訳を行えるようになりました。
たとえば、以前は「She is mine」=「彼女は私の地雷です」と訳されていたものが、現在は「彼女は私のもの」ですと訳されるようになったのはなぜか。
「mine」という英単語に、「私のもの」だけでなく「地雷」という意味もあるから、と推測しましたが、NMTによってこの文では「She is……」という文脈を理解し、mineを「私のもの」と訳すようになったのではないでしょうか。

最近は人工知能(AI)の進化がニュースなどでも取りざたされていますが、IT技術の発達はあらゆるジャンルに及んでいます。それは翻訳の世界も同様です。今後は翻訳サイトの精度も日々向上していくことでしょう。

4. 翻訳会社に求められることとは?

これだけ翻訳サイトの精度が向上してくると、「もう人間の翻訳家は必要なくなるのでは……」という意見があっても、不思議ではありません。
かの有名な、イギリスのオックスフォード大学でAI研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文『雇用の未来』では、「コンピューター化によって失われる仕事」のなかに、翻訳者の仕事は明記されていません。しかし、こうしたGoogle翻訳などの成長を見れば、あまたいる翻訳家も心中穏やかではないでしょう。
とはいえ、ひとつ言えることは、Google翻訳が「統計翻訳」というシステムであるかぎり、人間の力がまったく必要ないという状態になる可能性は低いでしょう。
なぜなら、Google翻訳が必要とする翻訳の統計データは、人間の手によって蓄積されていくからです。そのデータが正確なものでなければ、Google翻訳も正確な訳を導き出すことはできません。
つまり理論上では、人間の翻訳が進化しなければ、Google翻訳の進化もまたありえない、ということなのです。

オックスフォード大学のオズボーン准教授は、『雇用の未来』のなかで、「ロボットやコンピューターはクリエイティブな作業に向いていない。人間は、よりクリエイティブなことに集中できる」と記しています。
長い文章、あるいは専門的な文章の翻訳には、経験豊富な翻訳者のクリエイティビティが求められます。また、翻訳物のチェックも翻訳サイトでは不十分な部分があります。
翻訳会社選びの際は、どれだけその会社がクリエイティブで、正確な翻訳ができるかどうかがポイントとなるでしょう。

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