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翻訳マネージャーコラム

教育・学校分野における英語翻訳

2016年11月07日

教育・学校のシステムモデルチェンジ

教育・学校分野における英語翻訳

時代とともに教育・学校は変化しています。それは、社会情勢や生活スタイルの遷移、テクノロジーの進歩などに合わせて、教育・学校のシステムモデルがシフトチェンジしてきたということです。
日本全国で一定の水準を保つことができるよう、文部科学省が定めた教育カリキュラムの基準を「学習指導要領」といい、戦後以来ほぼ10年毎に改訂されています。この学習指導要領の改訂履歴に、教育・学校システムの変遷が見て取れます。たとえば、昭和30年代の学習指導要領では、道徳の時間が新設されています。昭和40年代には小学校の算数に集合が導入されました。以降も、平成元年に生活科が新設されるなど、各時代毎の改訂内容から日本の社会状況の推移がうかがえます。
教育・学校のシステムモデルには、社会状況の変化のスピードが反映されています。戦後日本と現在の社会状況では様々な事情が異なり、変化の速度も増しています。それぞれの時代に必要とされるものが変わる中、それにどう答えていくかが重要で、教育・学校システムはその答えの一つです。
情報通信技術の発展に伴い、ハイスピードで進む社会のグローバル化は、国際的なコミュニケーション能力や異文化への理解力の向上を促しています。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、グローバル・コミュニケーションの機会が増える日本では、異なる文化、異なる言語を持つ人々とのやり取りが大きな比重を占めます。

専門的で高品質な英語翻訳

現行の学習指導要領でも、外国語教育が最重要課題とされ、平成23年度からは小学校での外国語活動を導入、平成24年度からは中学校の英語授業時数を割増、平成25年度からは高等学校の「コミュニケーション英語Ⅰ」を共通必履修に変更するなど、続々と切り替わっています。これらは、英語を通じて情報や他者の考えを理解し、自身の考えを伝達できる能力を促進するためのシステムモデルです。
グローバル社会において、最も汎用性が高い言語は英語です。しかし、これまでの日本の英語教育では、「読む」「書く」「聞く」「話す」のバランスの良い向上は困難でした。グローバル・コミュニケーションには、優れた英語翻訳能力が必要です。読めても話せない、書けても聞き取れないなど、バランスに欠けた英語能力では対応できません。
優れた英語翻訳の能力は容易く身に付くものではなく、学習指導が行われる現場では何らかの措置が必要です。たとえば、英語の語順は、主語・動詞・目的語ですが、日本語は、主語・目的語・動詞の語順で構成され、主語が省略される場合があります。日本語を英語翻訳するなら、省略された主語を文脈から導き出し、語順を適切に配置しなければなりません。反対に英語を日本語に翻訳する場合にも、英語と日本語両方における豊富な知識が求められます。こうした場面で、精度の高い英語翻訳を供給するためには、専門的かつ高品質な英語翻訳のスキルやツールを備えたソフトなどが必要です。
専門的で高品質なスキルやツールを備えたソフトやシステムの導入は、膨大な情報処理を合理的に運びます。スピーディで精確な情報処理は、学習指導の無駄を省き、これを受容する側の能力を向上する助力となります。

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