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Google翻訳で英語を日本語に翻訳するとおかしな日本語になるのは何故?正しく翻訳する方法は?

2022年05月22日

英語を日本語に翻訳する方法

英語を日本語に翻訳をする際、皆さんはどのような方法を使って翻訳を行いますでしょうか?

辞書を使って調べるという方もいらっしゃると思いますが、今は多くの場合、Google翻訳のようなインターネット上で検索をすると出てくる無料の翻訳サービスやスマホのアプリを使った翻訳サービスを一度は使ったことがあるという方がほとんどかと思います。

最近ではテキストを入力するだけでなく、手書きの文字や音声、カメラを使って翻訳を行える便利な機能もたくさん登場しており、日常生活においてちょっと英語の意味を調べたい時にいつでも気軽に使うことができて非常に便利ですよね。

英語が日本語に正しく翻訳されない理由

しかしこのような翻訳サービスを利用した際、明らかにおかしい日本語に翻訳された経験があるかと思います。

時には簡単な単語や文章であっても「絶対にこれは違うだろう…。」と思うような翻訳結果が画面に表示されることも。

それぞれの単語の意味は合っていても文章にすると意味が分からないものになってしまい、何を表現しているのかを汲み取ることが非常に困難な場合もよくあります。

これは単純に前後の文脈を考えずただただ単語を直訳して変換させた結果、おかしな日本語になってしまうのですね。

また、英語と日本語の言語における文法的な違いによるものも大きく、特に会話などの口語的な言い回しや人だからこそ理解できる文脈といったものにおいては機械による自動翻訳サービスでは限界があるのです。

英語と日本語の違い

英語から日本語により正しく翻訳するには、まず英語と日本語の言語的に異なる部分を具体的に理解することが必要です。

中でも気を付けたい英語と日本語の主な違いを以下にご紹介します。

・文法

まず最も大きな違いは文法ですよね。SVO型(主語-動詞-目的語)の英語とSOV型(主語-目的語-動詞)の日本語とでは文章を作り理解する上で大きく異なります。また、英語は文章にする際、主語を形容する修飾語が非常に多く並び長文になるケースが多くあります。これを直訳することで不自然な日本語に翻訳されてしまうのです。

・主語

英語から日本語に翻訳した際に文章がおかしくなってしまう最も大きな原因の一つかも知れません。英語は主語が必須の言語であるのに対し、日本語では主語をしばしば省略したり、主語がない方が自然な表現になるものがたくさん存在します。そのため、英語から日本語に翻訳した際にすべての主語をいちいち翻訳してしまうと日本語として不自然になってしまうのです。

・敬語

よく「英語には敬語がない」等と言われますが、そんなことはありません。ただ英語と日本語では人に敬意を表す言葉の変化の仕方が異なるのです。英語ではmay、would、could等、日本語とは違い助動詞や副詞を変化させることによって丁寧な表現をしたり、sirやmadamなどの敬称を付けて相手に対する敬意を表します。

・時制

英語と日本語では時間の表し方も異なります。英語には過去形、現在形、未来形の表現が明確であることに対し、日本語には未来形がありません。日本語では未来を表す時にも動詞を現在形と同じ形で使っています。どのようにして未来の話なのかを判断しているのかと言えば、私たちは文脈で判断しているのです。

・カタカナ英語

日本にはたくさんの”カタカナ英語”が存在し、多くの人が普段から当たり前のように使っています。しかしカタカナ英語は「英語を日本語発音にしたもの」とは限りません。例えばよく使われる「テンション」「サービス」「チャージ」「クレーム」「コンセント」「リフォーム」「ベビーカー」etc…英語にもあるけれど日本で使われている意味とはまったく異なるもの、もしくは英語には存在していない単語が実はたくさんあるのです。

英語から日本語への翻訳は翻訳のプロに任せる

より質の高い英語翻訳に必要なことは、正確や文章としての良さはもちろんのこと、日本語として自然な表現なのか、読みやすい文章か、背景にある文化から見て適切な表現なのか、等といった点も考慮しながら翻訳を行う必要があります。

旅行などの際に英語から日本語に翻訳したい場合には、以上のような簡易的な翻訳サービスでも十分活躍してくれますし、スマホで簡単で翻訳ができるので咄嗟な場面でも使いやすく大変便利だと思いますが、例えば大事な仕事で使用する契約書や製品の使い方が書かれている説明書、利用規約、専門的な知識等、正しい情報の理解が必要な文書の場合はまったく使いものにならない可能性が高いです。

そんな時にこそおすすめなのが、翻訳会社に英語から日本語への翻訳を依頼するという方法です。

英語も日本語も細かなニュアンスやネイティブでなければ分からない表現というものがたくさんあり、単純に英語の読み書きができることと正しく伝わる文章に翻訳できることは違います。

翻訳会社では翻訳に関する知識とノウハウが豊富な専門家が翻訳を行う為、機械による無料翻訳サービスとはまったく違うものになるのです。

翻訳会社「JOHO」ではすべての翻訳に対してネイティブによる確認を行い高い品質の翻訳サービスを保持しています。

円滑なコミュニケーションやビジネスに必要なツールである言語を通じて皆様のお力になれるよう努めておりますので、安心してお任せ下さい。

JOHOでは、英語以外にも多言語から日本語に翻訳することが可能です。

<JOHOが日本語に翻訳する主な言語>

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、その他スカンジナビア言語や中東言語、アジア言語等、20を超える多言語の翻訳に対応しています。

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