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翻訳言語別コラム

英語のスペルを簡単に覚える方法は?

2023年07月05日

ビジネスで海外の会社と英語の文書を取り交わしたり、学校のテストや受験で英語の勉強をしている時、文章を書く前に単語のスペルが分からずつまづいてしまうことはありませんか。
特に日本語やドイツ語のような文字と発音が一致する言語とは異なり、英語は発音とスペルが一致しないものが多く、「意味や読み方は分かってもいざ書く時にスペルが分からない。」といった状況に直面したことのある方が多いかと思います。
そんな日本人にとって苦労する英語のスペルですが、実は簡単に覚えられるいくつかの方法があるんです。
そこで今回は、私たちが英語のスペルを難しいと感じる理由や、スペルを覚えるためのポイントをご紹介します。この記事が役立ちますと幸いです。

なぜ英語のスペルを覚えることは難しいのか

英語の単語には発音しない文字も含まれる

英語の単語には発音しない文字=サイレントレターが含まれることがよくあります。つまり発音の音を頼りにすることができないため、英単語のスペルを覚えることが難しいと感じやすいようです。
例えば、
「knife(ナイフ)」「honest(オネスト)」「bomb(ボム)」「Christmas(クリスマス)」「island(アイランド)」等。
英語の学習を始めたばかりの慣れていない頃は、ライティングだけでなく読むこともミスしやすい単語が多いですよね。

日本で使われる外来語の影響

日本にはカタカナで表記される所謂「外来語」が一般的にも多く使われており、その語源は英語だけでなくフランス語やドイツ語、オランダ語、ラテン語などさまざな国の言語から来ています。
例えば、
「コップ」「アレルギー」「ホルモン」「クレヨン」「アラカルト」「アンニュイ」等。
これらの外来語が元々英語であると誤解している日本人は多く、実際に英語で書こうとするとスペルが思いつかない・・・なんていうこともよくあります。

「フォニックス」が浸透していない

最近は日本での英語学習においても重視されるようになった「フォニックス」。これは実際に英語圏の子どもの教育に用いられる音声学習法で、文字と発音を結びつける法則を学ぶために必要な方法です。
このフォニックスを理解することで発音とスペルが結びつけられるようになるのですが、元々フォニックスを学んでいない日本人にとっては音を聞いただけでスペルを導き出すことは困難かも知れません。

英語のスペルを簡単に覚える方法

以上のように、日本人が英語のスペルを正しく覚えることが難しい原因はいくつかありますが、覚えやすくなるための対策もあり、以下、ご紹介してまいります。役立つ情報があれば幸いです。

フォニックスを学ぶ

上記で英語のスペルを覚えられない理由の一つに挙げた「フォニックス」を学んでみましょう。
先述した通りフォニックスは子ども向けの学習法ですが、英語を学び始めた大人の人にも大変おすすめであり効果的な方法です。
基本的には日本人が最初にあいうえおを覚える時と同じで、アルファベットと音を結びつけて学びますが、「サイレントe」や「サイレントph」等、サイレントレターをしっかりと学ぶことが出来ます。
英会話スクールではもちろんですが、現在はフォニックスを気軽に勉強できる無料のアプリや動画コンテンツも多く提供されていますので是非チェックしてみて下さい。

英語を覚える時は発音とスペルを同時に

発音やスピーキング、ライティングを別で勉強していると、二つを結びつけることが難しくなりがちです。
また、日本人が苦手とする「L」と「R」の発音は、スペルを知らないとどちらの音なのか余計に分からないですよね。
例えば「light」と「right」、「blush」と「brush」等、似ているのに意味が全く異なる単語は発音とスペルを一緒に覚えるようにしましょう。

スペルを分解して覚える

英語には長いスペルの単語も多く、ネイティブの方でも覚えるのに苦労するそうです。そんな単語を覚えるためには、単語をいくつかに分解して覚えることがおすすめです。
例えば、「information」→「in/for/ma/tion」、「international」→「inter/national」等。
分解した音も上で挙げたフォニックスを理解しておくと正しいスペルにすることが出来ます。

学習アプリを使う

2022年現在、スマートフォンやPCで利用できる英単語学習アプリはたくさん出ています。
アプリであれば使い方や操作も簡単で、画面に表示されたアルファベットを入力すれば良いので、移動中や外出した先などどこでも学習することが出来て便利ですし、無料のサービスが多いのも嬉しいポイント。
問題に挑戦する中でアプリ側で自分が間違いやすい単語を記憶し、覚えるまで繰り返し復習が可能な機能や、音声が再生されて発音を確認することもできるものもあります。
英語に関連したアプリは検索すると数百を超える数の種類があり、辞書や英文の翻訳、さまざまな表現のフレーズや例文を簡単に見ることが出来るので、目的に合わせアプリを選択して活用することをおすすめします。

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