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翻訳言語別コラム

論文翻訳を行う際のポイントと注意点

2023年07月05日

論文翻訳は難易度が高い

論文は世界中の多くの人に届けるために翻訳の需要は高いのですが、専門用語や専門分野の知識が必要であったり、文化的な背景を理解していないと翻訳が難しい場合が多く難易度の高い翻訳とも言えます。
そのため、論文翻訳を行う際にはいくつか注意しなけれなならない点があります。
そこで今回の記事では、論文を翻訳する際の注意点を紹介するとともに、論文の翻訳を依頼する翻訳会社の選び方のポイントについても解説します。

論文の翻訳を行うポイント

論文の翻訳を行う、または翻訳会社に依頼するにあたり、下記のような点に注意し事前に準備を行うことで、より多くの読者に読まれ、著者や研究者の影響力を高める論文に仕上げることが出来ます。

表現はシンプルに

論文では複雑な文章や長いフレーズが使われることが多いの特徴です。
そしてその中には翻訳を行う言語には存在しない語句やフレーズがある場合が多く、単純な言葉の置き換えや直接的な翻訳では読者に意味が伝わらないという問題が生じます。
論文の翻訳が掲載、出版されることを前提としている場合、誤訳を防ぐためにこのような複雑な言い回しは避けて、できる限りシンプルな表現で執筆を行うと良いかと思います。
また、翻訳を依頼する前に原稿内容を見直し、誤字脱字の確認を行うのはもちろん、より分かりやすい表現に置き換えられないかチェックして修正を行ったり、翻訳言語を念頭に置いて、よりシンプルな文章にするよう心がけると良いでしょう。

翻訳が難しい”ジョーク”

論文の中には皮肉やジョークといった要素がある文章が含まれることもありますが、これらを他の言語で翻訳をすると何を言っているのか理解されずにその目的や意味を失う可能性が高くなります。
そのため、その国や地域でしか伝わらないローカルジョークが記述されている場合には、翻訳する前に省くことが可能かどうか検討する必要が出てきます。
もちろん欠かせないという場合にはその意図を翻訳者に事前に伝え、ターゲットとなる言語で比較・調査しながら同等の表現となるよう考えてもらいます。

文化的な表現に注意

学術論文の翻訳において最も困難なのは、”慣用句や文化背景を反映した特有の表現を持つ文章”の翻訳と言えるでしょう。
論文に限らずテレビや映画などの翻訳でも同様のことは言えますが、元の言語では一般的な引用であってもそのまま訳すと読者が理解できずに内容が伝わらない、または馴染みがなく不快感を与えてしまう可能性もあります。
そんな時は関連した文脈を追加したり、誤解を生む可能性があり必ずしも必要な文でない場合には該当の記述を削除するといった対処も必要となってきます。

専門用語の説明

論文では専門用語やまだ確立されていない用語というものが使用されるケースもあります。
その場合、可能であれば内容を説明した用語のリスト等を作成し、翻訳会社や翻訳者に共有しておくとより正確かつ作業がスムーズに進みます。
中には”世界共通で使用され翻訳が必要ないという言葉”というものもあるため、その対処法も共有しておくと良いでしょう。

論文の翻訳なら専門分野に強い翻訳会社JOHOへ

翻訳の方法として、Google翻訳やAI翻訳などのツールもここ数年で精度が非常に向上しましたが、やはり今なお全てをカバーするのは難しく不自然な翻訳になってしまうことも多くあります。特に専門用語や難しい表現の多い論文の翻訳においては高いレベルで翻訳することは不可能でしょう。
以上のような理由もあり論文の翻訳はプロの翻訳会社を選ばれることがほとんどですが、該当の研究分野や業界に精通した翻訳家が在籍しているかどうかは翻訳会社を選択する際に大切なチェックポイントとなります。
他にもネイティブによるチェックや校正の追加といったサービスが利用可能か?納品はいつ?守秘義務は?支払いは?等、精度の高い翻訳にするには実績があり信頼できる翻訳会社を選ぶことは非常に重要です。
翻訳会社JOHOに在籍する翻訳家はそれぞれが専門分野を持ち、医学や薬学の分野や領域においても研究の実務に従事した経験のある専門家が翻訳を担当し、高い品質の翻訳を提供しております。(事例として日本語から英語の英学論文、英語からドイツ語への研究報告書など)
ご希望に応じて秘密保持契約を締結させていただいているのはもちろん、原稿や文書、データ、ファイルなど全ての情報の取扱いは十分に心得ており、お客様から高い評価をいただいていますので安心してご依頼下さい。
納期は英文の場合、目安として約1万文字(単語)で6~8営業日程で仕上げます。また、日英の翻訳以外にも、世界の様々な言語を取り扱う多言語に対応した翻訳会社であることも強みです。
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