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翻訳言語別コラム

英語から自然で正確な和訳を行うための3つのステップ

2023年07月05日

海外との取引におけるビジネス文書、研究所や論文、受験勉強、好きなアーティストの動画やSNSのコンテンツの字幕etc…
仕事や学問、趣味といったさまざまな生活の中で、日本で暮らしていても英語から日本語に訳す「和訳」を行う機会は意外とあるかと思います。
また、私たち日本人は小学生や中学生の段階から、英語の授業の中で和訳に費やす時間というのはとても長く、話すことよりも訳すことを鍛えられている傾向にあります。
しかし、それでも英語の和訳というのは言語の構造の違いから非常に難しく、英和の辞書や翻訳アプリを利用しても表示される結果は日本語の文章として読みにくく、正しい言い回しの訳文になりにくい傾向にあります。
そこでこの記事では、可能な限り自然で正確に和訳を行うための方法やコツ、ポイントを流れに沿って説明します。

1.英文法を理解し正確に和訳する

まず最初のステップは「文法的に正しく訳す」ことからはじめます。
英文法というと難しく取っつきにくいイメージがあり、日本語とは大きく異なるので実際に理解するのが難しい部分でもありますが、基本的には「もっとも言いたいこと、やりたいことは文章の始めにある」ということを意識してみて下さい。
文法があいまいでも意味が通じやすい日本語と比べると、英語はより厳格に語順が決まっています。そのため、基本の文法のパターンを理解しておけば、例え長文であっても文節ごとのまとまりに区切りながら和訳していくと意外と楽に訳すことが出来ます。

2.文脈に合った意味に変える

テストや受験勉強の時のようにたくさんの英単語を覚えていても、実際に和訳の場面でその知識を活かすことを難しいでしょう。というのも、英文の文脈によって単語の意味が変わってしまうことがよくあるからです。
例えばhaveという単語は「持つ」という意味で使用されますが、文脈によっては「飲む、食べる」「経験する」「行う」等といった複数の意味で使われることがよくあります。辞書などに掲載されている例文を確認してみると、さまざまな使い方が紹介されていますよね。
ということで、文法的に正しく訳した後は次のステップとして、単語を文脈に合った意味に直していきましょう。

3.自然な日本語の文章に変える

語順の特徴の違いから、英語の原文を前から順番に翻訳していくと日本語として自然な文章にはなりません。
そのため、文脈に併せて単語の意味を正しく訳した後は、最後の仕上げとして自然で分かりやすい表現の日本語になるよう、文章を修正します。
質の高い和訳を行うには、英語力だけでなく日本語力も必要となるんですね。

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