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翻訳マネージャーコラム

宿泊施設に求められる英語翻訳

2017年05月24日

宿泊施設・店舗に求められる英語翻訳

東京オリンピックが開催される2020年が近づいてきました。世界中から東京オリンピックに注目が集まっています。
現在、日本ではオリンピックの競技場や出場選手の宿泊施設の準備が急ピッチで進んでいる状態です。ここは“都民ファースト”ではなく“選手ファースト”といえるでしょうか。
ただ、オリンピックのために日本を訪れるのは出場選手や、その関係者だけではありません。東京五輪を観るために、海外から多くの観光客が日本にやってきます。

1. 2020年の外国人観光客の数は?

今や海外から東京を訪れる外国人の数は、1日92万人といわれています。あくまで想像ですが、東京オリンピックは2020年の7月24日から8月9日にかけて17日間続きますので、単純計算でも92万人×17日=およそ1500万人。
ちなみに昼間の東京の人口が約1500万人といわれています。そう考えると、上記の数字は想像の範囲にすぎませんが、とにかく膨大な数の人々が海外から日本にやってくることになります。
それだけの観光客が1日に消費する金額を計算すると、巨大な経済効果を生み出す、最大のビジネスチャンスといえるでしょう。
とはいえ、それだけ膨大な人数の観光客を受け入れるためには、まだまだ都内では宿泊施設も不足しているようです。これまでは制限のあった民泊に関する法律改正も検討されています。
加えて、言語の問題も生じてきます。世界で最も使われている言語は英語ですので、まずは英語への対応は必要になるでしょう。
観光地・観光施設だけでなく、宿泊施設まで英語によるサービスを充実させていかなければならないなか、観光に関する翻訳の需要も高まってきています。

2. 看板・パネルの翻訳

宿泊施設に関する翻訳が必要となるのは、まず看板やパネルです。
現代はスマートフォンのアプリで看板を写すと、自動的に他言語へ翻訳されるものも開発されています。とても便利な機能ですが、万能ではありません。
もちろん誰もがスマホを所有しているわけではありませんし、やはり機械翻訳では正確性に欠ける部分もあるからです。
そこで、「ここがどんな施設なのか」が、誰でも一目で分かるような準備が求められます。なかでも英語や中国語に翻訳した言葉を、看板に入れていきたいところです。
それだけでも海外からの観光客のリアクションは変わってくるでしょう。書かれている内容が把握できれば、安心してその施設を利用でき、結果的にお客様の数が増すことは言うまでもありません。

また、東京オリンピックはあくまでも、日本に海外からの観光客を呼び込むキッカケにすぎません。日本政府は、2020年までに海外からの観光客数を年間4000万人にすると宣言しています。
つまり2020年以降も、海外からの観光客が毎年何千万人も訪れてくれるような準備を整えておきたいところ。その場合、各施設・店舗の看板だけでなく、エリア一帯の案内板(パネル)があると役立つでしょう。
特に駅や名所の周辺に、自身の施設の案内版があればそれを頼りに多くの観光客が足を運ぶことになります。このように積極的に観光客を施設に迎えられるような、翻訳された案内板・パネルの設置も検討してみてください。

3. メニュー表の翻訳

施設の看板・パネルと同様に店舗、特に飲食店のメニュー表の翻訳も、観光客へのサービスとしては大切なものです。
飲食店だけでなく、他業種でもサービス内容を伝えることができるメニュー表を作らなければいけない場合もあります。少なくとも、こうしたメニュー表には、英語表記は必須といえます。
ただし、一般的な単語を載せていればいいというわけではありません。観光客はメニュー表を見て注文します。しっかりと商品のコンセプトが伝わるメニュー表でなければ、意味はないでしょう。
さらに、メニュー表と実際に商品に違いがあると、大きなトラブルに発展し、お店の評判も落ちるはずです。もしかすると、そんなマイナスの評判が海外で広まってしまうかもしれません。

また、海外からの観光客が飲食店の注文で最も不安に感じるのは、料理の食材でしょう。
アレルギーを持っている人もいますし、ベジタリアンもいます。宗教上の理由で豚肉は絶対に口にできなかったり、お酒を調味料として使用している料理も食べられない人もいます。
そのため、海外からの観光客は料理の名前だけではなく、食材まで知りたがります。今後のメニュー表には料理の詳細まで翻訳し、記載する必要があるのです。
これほど大切なメニュー表の翻訳は、プロに依頼することをお勧めします。
なかにはメニュー表の翻訳を専門にしている会社もあるので、ぜひ翻訳会社に問い合わせてサービス内容を確認してみてください。

4. 東京オリンピック前に翻訳を!

翻訳料金については、翻訳会社によって価格設定が異なるので、必ず確認してください。
見積もりに基本的に無料ですが、どのような内容のメニュー表なのかを事前に翻訳会社に見せたほうがよいでしょう。
このとき注意しておきたいのは、ExcelやWordで納品した場合は見積もりがであっても、PDFやJPG、GIFやPNGでの納品の場合は文字起こしが発生するために見積もりが有料になることもあるので、確認が必要です。
メニュー表は郵送し、見積もりしてもらうことも可能です。

翻訳作業は、まずプロの翻訳者が日本語を英訳した後、ネイティブチェックが入ります。
ネイティブのスタッフも飲食店のメニューに関する翻訳であれば、日本の食文化に精通しているスタッフが担当し、どの言葉をどう使えばメニューの内容が的確に伝わるのかも把握しています。
こうしたダブルチェックシステムを導入している翻訳会社がほとんどですので、メニューのキャッチコピーに込められたお店の思いまでしっかりと反映し翻訳してくれるでしょう。
さらに、食材のピクトグラムまで確認し、メニューに記載してくれるサービスもあります。

2020年、海外からの観光客が増える前に、看板やパネル、メニュー表の翻訳はできるだけ早い時期に完成させておいてください。
それによって、海外からの観光客が心から満足してもらえるサービスを実現させることができるはずです。そんな満足が海外でも評判となり、さらに多くの観光客があなたのお店に訪れることになるでしょう。

お見積もりは無料です。お気軽に翻訳会社JOHOまでお問い合わせください。

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