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翻訳マネージャーコラム

オノマトペでも翻訳はできるの?

オノマトペとは

 

オノマトペとは英語で「Onomatopoeia」で、擬音語と擬態語の総称です。擬音語は、動物の鳴き声や物音など実際に耳に聞こえる音のことで、日本語だけでなくほぼ全部の言語に存在していると言っても過言ではありません。例えば、猫の鳴き声は日本語で「ニャーニャー」、英語で「ミャオゥン」と言われるのが一般的です。音の表し方に違いがあっても、実際に耳に聞こえる音を「言葉」として使用する点では各言語共通点があります。次に擬態語とは「もの」の状態や様子を表す音のことです。例えば日本語では、「コロコロ転がる」の「コロコロ」、「しんしんと雪が降る」の「しんしん」などが擬態語です。

日本語とオノマトペ

日本語は世界の言語の中でも豊富にオノマトペの種類があると言われています。多くの外国語ではオノマトペは子供どもの会話や児童書などに用いられ、基本的には子どもが使う、もしくは子どものために使うイメージが強いようです。一方日本語では、公文書を除き、ほぼどのシチュエーションでもオノマトペを耳にします。ニュースで天気予報を聞いていると「ジメジメした空気が・・・」などの表現、また爆発事件の報道でも「ドーン、という爆発音」というように公式の場面でもオノマトペが使用されます。ビジネスの場でも、夏場に冷たいお茶を差し出されたら「ありがとうございます。のどがカラカラだったんです。」のようにオノマトペを使用することも多く、それを使用したからといって失礼にもなりません。その他にもよくオノマトペを使うシチュエーションと言えば病院での会話でしょう。医者は「しくしく」「ちくちく」「ギューッと」「ズキズキ」などのオノマトペを使い症状を聞きます。むしろこれらのオノマトペを使用せず痛みを説明することは私達にはかなり困難なはずです。 このように日常生活に潜むオノマトペですが、いったい何故日本語はこれほどオノマトペを使用するのでしょうか。それは、日本語には形容詞と動詞の数が少ないことに起因すると言われています。物事の様子を表す形容詞、形容動詞、副詞などの種類および動詞の種類が多くありません。例えば「笑う」という言葉を見てみましょう。「笑う」だけではどのように笑っているのかわかりません。もちろん「微笑む」や「爆笑する」など他の言い方もありますが、「ニヤリと笑う」などは、動詞一語で言うことが困難です。形容詞と動詞が少ないからオノマトペが発展したのか、それともオノマトペがあるから形容詞の数が増えなかったのかの議論はまさに「にわとりと卵」の話で解明することはできないでしょう。 それに加え日本語のオノマトペは表現に大きな幅を持たせてくれます。例えば「にっこり笑う」、「にこりと笑う」、「にこにこ笑う」の3例を見てみましょう。同じ「にこ」という共通の音がありますが、促音「っ」が入る場合、最後に「り」が付く場合、同じ音「にこ」を2回繰り返す場合で微妙にニュアンスが違います。この微妙な違いを言葉にして表すのが日本語のオノマトペの大きな特徴です。

オノマトペの翻訳の傾向

オノマトペの多用は日本語独特であると言いました。では、多言語へのオノマトペの翻訳は可能なのでしょうか。まず韓国語のようにオノマトペの種類が多い言語であれば比較的簡単に翻訳できそうですが、オノマトペを文章中に使用することがめったにない英語などでは勝手が異なります。オノマトペの英語への翻訳が可能かどうかは、YESでありNOでもあります。英語はオノマトペの数が少なく、それを文章中に使用することもありませんが、形容詞・副詞、そして動詞の数が豊富です。「ニコニコ笑う」であれば「smile」、「grin」、「beam」などの単語がありますし、「with a cheery smile」などの表現も可能です。しかし、前述したように日本語のオノマトペは微妙な違いを示します。私たちにとって「にこにこ」と「にこり」は異なります。これはオノマトペの「音」つまり耳心地が異なるからです。この音の響きによる微妙なニュアンスの違いを翻訳するとなればまず不可能です。ですから、答えはYESとNOの両方であり、オノマトペは翻訳者泣かせとも言われます。 では実際オノマトペの英語翻訳はどのように行われているのか見てみましょう。まず一般的な翻訳方法は先ほどの通り一番近い意味の英単語を選ぶ手段です。これには豊富な英単語の知識が必要で表現力が問われます。次に翻訳者のアレンジを効かせるものもあります。日本語で辛辣な意見を言われた場合「グサッ」というオノマトペで表す場合がありますが、これを「STAB」と訳した翻訳者がいます。その通り刃物で刺された感覚を当てはめたものなのですが、本来STABにはこのような使用方法は見られなかったはずです。これらの用途には、オノマトペの表記を多く含むマンガの輸入と翻訳が大きく関わっているようです。最後の傾向として、「オノマトペを翻訳しない」というスタイルもあります。これは主にマンガの翻訳に見られるのですが、セリフのみを英訳し、オノマトペを日本語表記のまま残す手段です。この傾向の背景には、オノマトペの翻訳が困難であること、コスト削減、そしてマンガファンの「日本語オリジナルのオノマトペを残してほしい」という要望の高まりなどがあったようです。

オノマトペの翻訳の依頼はプロの翻訳会社に

英語にオノマトペの数が少ないぶん、日本語のオノマトペに該当する英単語を用いて翻訳する必要があります。このために翻訳者は英単語や表現、比ゆ表現(メタファー)などの引き出しを多く持っていなければなりません。特に小説や漫画の翻訳であれば、文章表現の豊かさは重要です。英語での文学的な言い回しの知識や、語彙力、高い表現力を持ったプロの翻訳家がいる翻訳会社への依頼をおすすめします。

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