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サービスマニュアルの英語翻訳

2017年04月25日

サービスマニュアルの英語翻訳

議事録の翻訳を翻訳会社へ依頼するには

バイクや自動車を自分で整備するという方はよく耳にする名前かと思いますが、バイクや自動車には「サービスマニュアル」というものが存在します。
このサービスマニュアルがエンドユーザーの手に渡ることは少なく、整備会社などが管理・運用されています。
そして、サービスマニュアルは翻訳しなければならないケースがあります。サービスマニュアルの不備はトラブルを引き起こすこともあるため、しっかりとした翻訳を行いたいところです。
では、このサービスマニュアルとはどのようなもので、どのように翻訳しなければならないのでしょうか。

1. バイク・自動車のサービスマニュアルとは?

バイクや自動車などでよく使われるサービスマニュアルですが、そもそもサービスマニュアルとは何か、ご存じでしょうか?
サービスマニュアルとは、バイクなどの説明書のようなものです。製品の詳細が書かれているので、どの部分を点検すればよいかわかります。また、分解方法も、分解後に元に戻す方法も記載されています。
製品を扱うために必要なことはフォローされているので、たとえばバイクの整備を行う場合には欠かせないものだということです。
ところが、このバイクのサービスマニュアルがエンドユーザーの手元に届くことは一般的にはありません。もともとバイクなどは自分で整備するのではなく、専門の業者に依頼をして整備してもらうものだからです。
ただし、なかには自分で整備まで行うユーザーがいます。そのため、サービスマニュアルは製品を購入した時点で誰でも手に入れることができるようになっています。
ですが、基本的には整備を行う業者が所持、保管し、整備の際に使うものです。
最近では自動車やバイク以外でも、健康器具などサービスマニュアルが用意されている製品も多いようです。この場合はユーザー向けに作られているので、ユーザーの手元に届くことが前提となっています。

2. サービスマニュアルの翻訳が必要になるケースとは?

バイクの整備の際などに使用されるサービスマニュアルは、ほとんどの場合、エンドユーザーの手元に届くことは想定されていません。メーカーや整備会社が、アフターサービスのために使用するものだからです。
そして、日本で製作・販売・整備まで行われる製品のサービスマニュアルの多くは、日本語で書かれたものでしょう。
そんななか、整備などアフターサービスを行う現場では、海外からの労働者が多く雇用されています。その場合、サービスマニュアルが日本語のみで書かれていると、雇用されたばかりのスタッフが、その内容を正確に理解するのは、少し難しいかもしれません。
最近では、大手コンビニチェーンなどでは、海外に研修期間を置き、そこでお客様対応を学んだ人たちが日本にやってきて、コンビニでアルバイトしたりしています。
しかし、整備工場に限らず、どの業種でも同じようにはいきません。すると必ず、仕事上で言葉の壁を感じてしまうはずです。

それはサービスマニュアルをはじめとする、アフターフォロー業務についても同様です。
さらに2020年の東京オリンピックに向けて、また高齢化社会を迎える日本にとっては、今後は海外から労働力を招き入れる必要性が、ますます高まるでしょう。
そこで、こうしたサービスマニュアルも様々な言語に翻訳しておいたほうが役立つはずです。なかでも、世界で最も使われている言語、英語への翻訳は必須です。
もうひとつ、海外に出店した場合も、マニュアルの翻訳は必要になります。特に日本製のバイクや自動車は海外でも普及しており、バイクはタイをはじめとしてアジアで人気の乗り物です。
もちろん、バイク以外のユーザーの手元に届くサービスマニュアルでも、使う人が日本語以外の言語を使っている人であることも考慮して、翻訳したものも配布する必要があります。

3. サービスマニュアルによるトラブル

翻訳をはじめとして、不正確なサービスマニュアルは様々なトラブルの原因となってしまう恐れがあります。
まず、サービスマニュアルがなければどのように整備を行えばよいかわかりません。バイクや自動車であれば、車種によって「作り」が違いますし、それゆえに整備や点検の仕方も異なります。
整備に関するプロフェッショナルであっても、サービスマニュアルなしで整備を行うことは厳しいでしょう。
無理にサービスマニュアルなしで整備を行うと、不備が生じ、うまく整備ができていないために、さらなる故障を引き起こす可能性もあります。場合によっては元に戻せなくなることもあるかもしれません。
こうなると、ユーザーと整備業者との間でのトラブルは避けられないでしょう。
一方で、サービスマニュアルを正確に翻訳できていないと、反対に内容が理解しにくくなり、こちらも整備不良を招く可能性があります。
サービスマニュアルを翻訳する際には、読みやすく、かつ理解しやすい翻訳を行わなければならないのです。

4. サービスマニュアルの翻訳で必要な知識

サービスマニュアルを読みやすく、かつ理解しやすいように翻訳するには、どうすればよいでしょうか。
もちろん、わかりやすい言い回しを使って翻訳を行うといった翻訳技術は必要です。しかし、それ以上にサービスマニュアルが示す商品に関する知識が求められます。
今回例に挙げたバイクであれば、パーツについても詳しく知っておかなければなりませんし、現物を実際に見ておくくらいの前準備が必要です。
たとえば、サービスマニュアル内で「カムシャフト」や「キャブレター」などという専門用語が出てきてしまうと、まず翻訳以前の問題で、内容を理解することに時間が掛かってしまいます。
そんな状態では、理解しやすい翻訳を行うことは不可能に近いでしょう。
サービスマニュアルの翻訳を行う際には、翻訳者自身がサービスマニュアルに書かれている商品についてしっかり知っておかなければ、翻訳されたサービスマニュアルはトラブルを解決するものではなく、トラブルを生み出すものへと変貌してしまうかもしれません。
こうしたトラブルを避けるためにも、サービスマニュアルの翻訳は、プロフェッショナルの翻訳会社にご相談ください。

お見積もりは無料です。お気軽に翻訳会社JOHOまでお問い合わせください。

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