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翻訳マネージャーコラム

翻訳会社によってなぜ値段が違うのか?

2022年03月29日

翻訳会社によって翻訳料金が異なるのはなぜ?

翻訳を外注する際、翻訳会社の料金表を確認すると、各社が設定している料金が多少異なることに気づかれると思います。国内には、2,000~3,000社の翻訳会社が存在する中、非常に安い金額を設定している会社から、高額な会社までさまざまです。

今回のコラムでは、どのようにして翻訳料金が決まるのか、そして翻訳会社によって料金が異なる理由についてご紹介します。翻訳会社選びの際にぜひお役立てください!

翻訳料金を左右する要素は?

翻訳料金を決めるための要素がいくつかありますので以下にご紹介します。

①基本的な翻訳料金は原文の文字数(ワード数)で計算

翻訳の見積もりをするとき、翻訳会社はどのように料金計算するのか、という疑問が出てくると思います。出来高制(翻訳した原稿がA4用紙何枚か)で計算するところもありますが、原文の文字数(ワード数)で翻訳量をカウントする方法が現在は主流です。文字単価(ワード単価)については、翻訳会社によって「日本語1文字〇円」のように単価が決められています。翻訳料金は、単価×原文の文字数(ワード数)で決まります。

たとえば、日本語1,000文字を英文翻訳する場合、文字単価「1文字10円」であれば、「10×1,000」で見積額は10,000円となります。

②言語

言語によっても文字単価(ワード単価)が変わってきます。一般的に英語や韓国語などの翻訳者が多い言語では比較的お手頃価格に設定されており、希少言語になるほど高めとなります。弊社JOHOでも、スウェーデン語やアラビア語のような希少言語はもっとも高額に設定されています。

③専門性

翻訳する原文のジャンルが、専門性や難易度が高いかどうかも翻訳料金を決定する要素の一つです。一般的に、医学・薬学分野は少し高めの設定となっています。参考までに、日本翻訳連盟(JTF)が提供する翻訳料金の目安表を引用します。

文書の種類/分野 英日翻訳:英文→和訳
(税別)
日英翻訳:和文→英訳
(税別)
コンピューターマニュアル 28円 20円
一般科学・工業技術 28円 21円
金融 30円 25円
経営管理・財務・契約書 30円 25円
医学・医療・薬学 35円 30円
特許明細書 26円 30円

引用元:日本翻訳連盟Webサイト

④納期や翻訳量

納期に余裕がある場合は通常料金となりますが、1、2営業日内に早く仕上げてほしいという場合には、割り増し料金がかかるところが多いです。

また翻訳量が多い場合は、大口割引してくれる会社もありますので相談してみると良いでしょう。

⑤ミニマムチャージにも注意

翻訳会社によってはミニマムチャージ(最低料金)を課しているところもありますので、少量の翻訳依頼の場合は最初にご確認ください。

安い会社には要注意

中には、非常に安い金額で翻訳を請け負っている企業・個人も存在します。その場合は、以下のことが考えられますので注意が必要です。

翻訳会社になくてはならない存在である、プロジェクトを管理するコーディネーターやチェッカーが不在である可能性があります。そのような場合は、柔軟な対応ができない、品質が担保されないなどさまざまな弊害が生じます。

また、翻訳作業を行う翻訳者にも充分な支払いをしていない可能性が考えられます。最近では、クラウドソーシングなどを利用すれば、個人でも簡単に翻訳者を集められるため、事業を起こすのも手軽になりました。あまりにも料金が安い場合には、経験が浅い翻訳者を雇っていたり、機械翻訳でササッと訳しただけの成果物となってしまったりという懸念もあります。

翻訳はプロの翻訳会社へ

翻訳料金は、翻訳する文字数、言語、内容の専門性、納期などから決まります。翻訳会社の方針や得意分野等によって設定料金は多少異なりますので、JTFの翻訳料金目安表をご参考に見比べてみてください。

翻訳会社JOHOでは、すべての案件にネイティブチェックを実施しております。ダブルチェックをオプションで付けることも可能です。また、納品後一ヶ月以内であれば、無償での修正が可能なアフターサービスを提供しています。大口割引制度もあり、1言語当たりの翻訳料が税別で3万円以上の場合は10%、10万円以上は20%、20万円以上で25%の割引をいたします。総合的に良心的なサービスと自負しておりますので、ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。料金表はこちらからどうぞ。

お見積もりは無料です!翻訳をご検討の際は、お気軽に翻訳会社JOHOまでお問い合わせください。

 

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